こんにちは、yuki*(@yukipocket_com)です。
無事安定期(妊娠5か月)に入った10月。戌の日の安産祈願に、杉並区にある「大宮八幡宮」へ行ってきました。
水天宮と迷ったけれど、結果的に大宮八幡宮を選んで大正解。清らかな空気のなかで、気持ちよく参拝することができました!
今回は、当日の流れや注意点、混雑状況など、詳しくレポートします♪
東京のへそ!安産祈願で有名な「大宮八幡宮」
安産や子育てにご利益があると有名な「大宮八幡宮」。
東京のほぼ中央に位置することから「東京のへそ」とも呼ばれ、1000年の歴史を誇る由緒正しき神社です。
また、都内でも有名なパワースポットで、会うと幸せになると言われている「小さいおじさん」の妖精が現れるといった伝説もあるそう。
大宮八幡宮への行き方・アクセス
大宮八幡宮は、京王井の頭線の「永福町駅」から徒歩7分ほど。
新宿駅や中野駅からバスも出ていて、神社の近くに停留所があります。
つわり明けで電車に乗ったり、歩くのがつらかったわたしは、車で行くことに。
境内には無料の駐車場があり、入り口のすぐそばに駐車できました。平日の戌の日ということもあり、駐車スペースはかなり空いていました。
無料の駐車スペースは30〜40台くらいあるようですが、時間帯や天候などによっては混雑することも。満車時は近くの有料コインパーキングを利用するのがよさそうです。
大宮八幡宮での安産祈願の流れ
受付で申し込み&初穂料を納める
大宮八幡宮での安産祈願は予約制ではなく、当日受付順にご祈祷をしてもらうといった感じです。
午前11時前くらいに訪れたところ、参拝受付に並んでいる人はゼロ。待ち時間なくスムーズに申し込みできました。
安産祈願の初穂料は8000円以上。事前にのし袋に入れて持参しようか迷ったのですが、結局お財布から直接現金を出して納めることに。裸のままでも大丈夫でした。
大宮八幡宮でのご祈祷の受付時間は毎日9:30〜16:30。ご祈祷の時間は決まっておらず、戌の日にはだいたい20〜30分間隔で行われているようです。
待合室へ
安産祈願の申し込みを済ませたら、タスキを身につけて、本殿の隣にある待合室へ。
ちょうど前の回のご祈祷が始まったばかりで、待合室はがらーんとしていて座り放題。
しばらくすると、他の参拝者もパラパラと見えました。みなさん戌の日の安産祈願にいらした方ばかり。
待合室で待つこと20分ほど。5組くらい参拝者が集まったところで、ご祈祷の時間になり、受付順に本殿へと案内されます。
ご祈祷を受ける
水天宮のように、戌の日には妊婦さんしか昇殿できないという神社もありますが、大宮八幡宮では、戌の日でも一緒に来た家族全員で昇殿できるのがうれしいところ。
先頭に祈祷者である妊婦さん、その後ろに家族などの同伴者が座ります。わたしは旦那さんと、義父母と行ったので、縦に4人ずらっと並びました。(遠方に暮らす実父母は参拝できず)
ご祈祷は複数組まとめて。所要時間は15〜20分くらいでした。
一人ひとり、名前や住所、年齢が呼ばれて、ちょっと恥ずかしかった。(わたしが一番年上だった…)
ちなみに、本殿に椅子はなく、地べたに座る感じでした。正座の方もいましたが、足を崩しても大丈夫でした。
腹帯やお守りなど授与品を受け取る
ご祈祷が終わった後、腹帯やお守りなどの授与品(お土産)を受け取ります。
そのうちのひとつである安産祈願の絵馬に、さっそく願い事を書いて奉納。「健康で元気な赤ちゃんが生まれますように」と神様に託しました。
直会(なおらい)会場へ
その後、直会(なおらい)会場である清涼殿へ移動。お神酒と厄除け饅頭、お茶をいただいて、参拝は終了です。
家族とテーブルを囲んで、ゆったり過ごすことができました。
◎直会(なおらい)とは?
神事の終了後に、神酒やお供えの神饌(しんせん)をおろして頂戴すること。古くから、神様が食したお供え物をいただくことで、その神力をいただくことができると考えられています。
ご利益やパワーを感じられる見どころもたくさん
パワースポットとしても名高い大宮八幡宮には、ご利益を感じられる場所がたくさん!
安産祈願を終えたあとに、ぜひ足を運んでみてほしい見所をいくつかご紹介します。
夫婦銀杏(めおといちょう)
神門の両脇に並ぶ「夫婦銀杏(めおといちょう)」。夫婦愛のご神木として祭られていて、夫婦円満や縁結びにご利益があるとされています。11月にもなると、美しい黄金色に色づき、境内に彩りを添えてくれるそう。
共生の木
本殿の左手にある「共生(ともいき)の木」は、カヤの木と犬桜の異なる2つの種が、1本の幹によって結ばれ、共に生き続けているという珍しい木。共生(国際協調、宗教協力、相互扶助、夫婦和合など)を示唆しているご神木です。なんだか清らかな気を感じられます。
幸福(しあわせ)撫でがえる石
境内の結婚式場・清涼殿を出て右手にある「幸福(しあわせ)撫でがえる石」も、人気のパワースポットのひとつ。なでると幸せが返ってくるという縁起の良い石だそう。生まれてくる赤ちゃんや、いつも支えてくれる家族の幸せを願って、石をなでなで。
大宮八幡宮での安産祈願の感想
大宮八幡宮へのお参りは今回が初めてでした。
つわり明けで体調も万全ではなかったので、行く前は「どんなところなのかなぁ」「混雑してたら嫌だなぁ」と不安もありましたが、行って大正解。
都心にある神社とは思えないほど、自然豊かで広々とした境内が好印象。清らかな空気のなか、家族みんなで気持ちよく参拝でき、とてもいい思い出になりました!
そして、平日の戌の日ということもあり、空いていたのが何よりも嬉しかったです。
さらに、大宮八幡宮は安産祈願で有名な神社だけあって、授与品もしっかりしているのもいいところ。
いただいたお守りは、「母子緒守」と「安産守」の2種類。
母子緒守には、「へその緒で結ばれたママと赤ちゃんが、健康で出産の時を迎えられますように」という願いが込められているそう。
そのほか、安産祈願をした腹帯(岩田帯)の「大宮八幡息長帯(おきながおび)」をはじめ、お札、御神酒、大宮水、御神箸、三三九煎餅と、充実した内容。ご利益がありそうです!
その他、安産祈願に行く際に知っておきたいポイント
戌の日の混雑状況について
妊婦にとって、長い待ち時間や行列、混雑はつらいもの。
わたしが訪れたのは平日の戌の日ということもあり、かなり空いていて、ラクに参拝できました。ただ、大宮八幡宮の方に聞いたところ、やはり土日祝の戌の日はそれなりに混雑するようです。
安定期に入った頃とはいえ、まだまだ体調が不安定な時期。混雑を避けたい方は、平日の戌の日が断然おすすめです。有休を利用してでも、平日に足を運ぶ価値がありますよ。
また、安産祈願は必ずしも戌の日に行わなければならない決まりはないので、ご自身の体調優先で、戌の日以外の土日など、都合のよいタイミングで参拝するのもアリだと思います◎
服装について
服装はとくに決まりはなく、わたしはワンピース&ローヒールのパンプスの楽なスタイルにしました。ちなみに、旦那さんは白シャツに黒パンツ。
なかにはスーツを着た方もいましたが、妊婦さんはワンピース、付き添いの家族はシャツやジャケット着用など、きれいめの服装の方が多かったです。
ジーンズやTシャツ、短パン、サンダルなど、あまりカジュアルな服装は避けた方が良いですが、正装でなくてもOKです。
腹帯について
大宮八幡宮では、ご祈祷後に腹帯(さらしタイプ)を授かり物としていただけるのですが、自分の腹帯を持参すれば、一緒にお祓いしてもらうこともできます。
今回、わたしは「もらえるならいっか」と思って腹帯を持っていかなかったのですが、やはりさらしタイプを日常的に巻くのは大変で、普段使いしやすい腹帯(腹巻タイプなど)を持っていけばよかったなぁ…と少し後悔。
腹帯を持参する場合は、受付で初穂料などと一緒に出せばOKです。
参拝後の食事会について
安産祈願自体は意外とすぐ終わってしまうので、参拝後に家族と一緒に食事会やランチをしたいと考えている方も多いと思います。
大宮八幡宮の近くには、ホテルや落ち着いたレストランが少ないのがちょっと難点。自宅への道中など、行きやすいお店を事前にリサーチしておくと安心です。
参考までに、いくつか食事ができそうなお店をピックアップしておきます。
まず、境内にある「清涼殿」。こちらでは、事前に予約をすれば、会食が楽しめます。「安産祈願饗膳(きょうぜん)」というお祝い膳のプランが用意されていて、費用は5000円〜。個室(+別料金)もあり。
また、大宮八幡宮の周辺でランチをということであれば、
あたりが人気店のよう。コースメニューがあり、ゆっくり食事できそうです。
ちなみに、わたしの場合。義父母に日頃の感謝の気持ちを伝えたいと思い、恵比寿にあるお気に入りのフレンチ「モナリザ」へ。妊婦への配慮や心遣いも十分で、安心して食事ができました。
また、せっかくのお祝い事なので、大切な家族と上質なレストランや懐石料理店で食事をしたいという方は、「一休.comレストラン」が参考になります。個室やホテル内、景色が良いなど、希望に合わせてレストランやプランを検索可能。タイムセールや一休限定などお得なプランもありますよ。
おわりに
妊婦さんにとって大事な行事である「戌の日」の安産祈願。
人混みが苦手&自然が大好きなわたしにとって、大宮八幡宮はまさに絶好の場所でした!
安産とその後の幸せを願って、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか^^
ちなみに、密かに楽しみにしていた「小さいおじさん」には出会えず。残念。
赤ちゃんが無事に生まれたら、報告とお礼を兼ねて、また訪れたいと思います♪